「PS4やSwitchなどのテレビゲームを配信したい」
「PUBGなどのパソコンゲームを配信したい」
そうお考えの方に、この記事ではパソコンメーカーに勤めていた筆者が、ゲーム実況・配信におすすめのデスクトップパソコンをご紹介します。
当サイトでは主にパソコンのことがあまり詳しくない人をターゲットにしています。
出来る限りやさしい表現で快適に使うにあたり必要なスペックとおすすめのパソコンをご紹介しますので、ご参考頂けますと幸いです。
どんなゲームを配信する?
ゲーム配信用パソコンのスペックを考えるうえで、
- テレビゲームを配信するか
- パソコンゲームを配信するか
で求めるスペックが変わります。
簡単に言うと、PS4やSwitchなどのテレビゲームの配信であれば、そこまで高いスペックが必要になりません。
一方、PUBGやフォートナイトのようなパソコンゲームの場合、ゲームプレイと配信の両方をパソコンが処理をしなくてはいけないため、高性能なスペックが要求されます。
- テレビゲーム配信 ⇒ 普通のパソコンでOK
- パソコンゲーム配信 ⇒ 高性能なパソコンでないとダメ
ゲーム配信にはノートパソコンとデスクトップパソコン、どっちが良い?
ゲーム配信は基本的にはデスクトップパソコンがおすすめです。
デスクトップパソコンの方が高性能な構成を低価格で実現できますし、そもそも搭載しているCPUがノートとデスクトップでは差があることが多いです。
ノートパソコンはコンパクトさを重視して作られているため、省電力のCPUが搭載されていることが多く、普通のCPUに比べると性能が低い傾向があります。
そして、集中してゲームをプレイするには専用の液晶モニターを利用したほうが良いでしょう。
そうした環境を整えるにあたって、デスクトップパソコンの方がコストパフォーマンスは優れているのです。
ゲーム配信向けのパソコンのスペック
ゲーム実況・配信に関係する主なパソコンのパーツをご紹介します。
CPU
CPUはパソコンの頭脳と呼ばれる計算処理をつかさどるパーツのことです。
配信を行う上で様々な処理を担当します。
- テレビゲームではCore i5以上
- パソコンゲームではCore i7以上
がおすすめです。
グラフィックカード
グラフィックカードは主に映像の処理をつかさどるパーツです。
パソコンゲームの場合、複雑な映像処理を必要とする最新ゲームをプレイする際に、グラフィックカードの性能が高くなければいけません。
一般的なパソコンゲームでフルHD環境であればGTX1660以上がおすすめです。
最新ゲームを不安なくプレイしたいならRTX2070以上のモデルを選ぶと良いでしょう。
一方、テレビゲーム配信の場合はグラフィックカードは必要ありません。
メモリ
メモリはパソコンの作業台のようなもの。
料理で例えるとまな板のようなイメージです。
まな板(メモリ)が大きければ大きいほど扱える食材(データ)が増え、効率的な処理ができます。
ゲームをプレイしたり配信をする場合、たくさんのメモリ容量を必要とします。
16GB以上あった方が安心でしょう。
ストレージの種類
ストレージはデータやファイルの保管庫です。
ちなみにスマホやデジカメで撮影した写真の容量は1枚あたり2~3MBです。よって1GBあたり350枚くらい写真が保存できます。
代表的なストレージの種類にはHDD(ハードディスク)とSSDがあります。
HDDの特徴
HDDはハードディスクドライブの略です。安価で大容量のデータを保存できることがメリットです。一方、読み込み書き込みの速度が遅く、衝撃に弱いという点がデメリットです。
SSDの特徴(おすすめ!)
SSDはソリッドステートドライブの略です。立ち上がりが高速で衝撃に強いことがメリットです。一方、価格がHDDより高いことがデメリットです。
少し予算を出せるのであれば、絶対にSSD搭載モデルがおすすめです。パソコンの電源を付けてからの立ち上がりのスピードがHDDより2倍くらい速く、すごく快適に感じます。
「SSD搭載モデルを使ってしまったらもうHDDに戻れない!」
という声も良く聞きます。
容量は240GB以上がおすすめ。
しばらく使わないデータは外付けのハードディスクやクラウドのストレージサービスなどに保管すると良いでしょう。
- CPU:Core i5以上(パソコンゲームの場合はCore i7推奨)
- グラフィックカード:GeForce GTX1660以上(テレビゲームの場合は無しでOK)
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:240GB以上(SSDがおすすめ)
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【テレビゲーム向け】配信・実況におすすめのデスクトップパソコン
まずはPS4やNintendo Switchなどのテレビゲームを配信・録画することにおすすめのデスクトップパソコンをご紹介します。
※ご紹介しているパソコンは仕様等が変更になる可能性があります。購入の際は必ず販売サイトの情報をご確認ください。
mouse DT5(マウスコンピューター)
- CPU:Core i5-9400
- グラフィックカード:なし
- メモリ:8GB(16GBへカスタマイズ可能)
- ストレージ:256GB(SSD)
5万円台から買えるスタンダードモデル
マウスコンピューターのスタンダードデスクトップモデル。最小限の構成なので低価格に買えます。基本構成ではメモリが8GBなので16GBへカスタマイズすることがおすすめです。
【パソコンゲーム向け】配信・実況におすすめのデスクトップパソコン
まずはPUBGやフォートナイトなどのパソコンゲームを配信・録画することにおすすめのデスクトップパソコンをご紹介します。
GALLERIA XA7C-R36T
- CPU:Core i7-11700
- グラフィックカード:RTX 3060 Ti
- メモリ:16GB
- ストレージ:1TB(SSD)
隙のないゲーミング超人気モデル
ドスパラのゲーミングブランド「ガレリア」の売れ筋モデル。ゲーミングPCと言えばガレリア、そのガレリアの中でも特に売れ筋モデルがこちらです。驚異のコストパフォーマンスを誇っています。RTX 3060 Tiを搭載し最新のゲームも快適にプレイできます。
GALLERIA XA7C-G60S
- CPU:Core i7-10700
- グラフィックカード:GTX1660 Super
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB(SSD)
フルHD環境に最適
同じくドスパラのゲーミングPC「ガレリア」のXシリーズ。GTX1660Superを搭載し、フルHD環境でプレイするユーザーにとってコストパフォーマンスに優れた構成となっています。
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自分が考えているよりも少し上のパソコンがおすすめ
今はテレビゲームだけでもパソコンゲームをしたくなることもあるでしょう。
そうしたときに、ギリギリの性能のパソコンを買ってしまったのでは、確実に不満が生まれます。
パソコンは高い買い物なので、後悔したくないですよね。
買い替えるのも気軽にできないので、最初に買うときに自分には少しオーバースペックかなというくらいのパソコンを買った方が長く快適に使えます。
【厳選】ゲーミングPCおすすめパソコンメーカー
パソコンを買うならBTOパソコンメーカーがおすすめです。
BTOパソコンの大きなメリットは以下の2点。
- 余計なソフトが入っていないから格安
- カスタマイズができる
コストパフォーマンスにこだわるならぜひBTOパソコンメーカーをご検討ください。
「BTOって何?」
という方は『やさしく解説!初心者におすすめのBTOパソコンメーカー』をご参考ください。
ガレリア(ドスパラ)
コストパフォーマンス抜群のBTOメーカー
ドスパラは国内のパソコンメーカーです。特にゲーミングPCブランドの「ガレリア」が有名です。ゲーミングPCを探している人はぜひチェックしてみてください。納期が短く最短当日出荷の対応も可能なので、急いでパソコンが欲しい人にもおすすめです。最新のテクノロジーを採用するスピードも速いです。
G-Tune(マウスコンピューター)
品質・サポート◎初心者におすすめ
G-TuneはマウスコンピューターのゲーミングPCブランドです。主力シリーズのNEXTGEARとNEXTGEAR-MICROではゲーマーの声を反映させたケースを採用しています。最近では乃木坂46を起用したプロモーションで一気に知名度が増しました。特長は低価格なのに品質が高く、サポート体制も充実しているところです。わからないことは電話やLINEで聞けるのでパソコン初心者に特におすすめのショップです。
LEVEL∞(パソコン工房)
最新スペックの採用が早い
LEVEL∞(レベルインフィニティ)はBTOショップのパソコン工房が展開しているゲーミングPCブランド。特徴としては最新のパーツを搭載したモデルを早く販売し、価格も安めなことです。ですが、ガレリアとG-Tuneに比べるとブランド力や、ケースの魅力が劣ると思います。
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いかがでしたでしょうか?
ゲーム配信・実況向けのパソコンの特徴やおすすめ商品をご紹介させていただきました。
あなたにぴったりなパソコンが見つかったのならうれしいです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。